己の意志の弱さと戦いながら細々と小説書いてます、たぶん。

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プロフィール

林原悠

Author:林原悠
林原悠の煩悩世界」管理人

ネットの片隅の小説書き
趣味:フルート、アニメ、ゲーム
オータムリーフ管弦楽団所属

PSO2(IDネーム:林原悠)
●Ship4
 スセリ、ユーイ
 ミコト、オトタチバナ
●Ship3
 レーナ

FF14
●Gungnir
 Huey Chandubois
●Garuda
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【連載小説】墜落天使レーナ(第37回)

前回分最初から目次

 賑やかな二人のじゃれ合いを半分微笑ましげに、半分呆れ顔で眺めていると、不意に美鈴が顔を上げて言い出した。
「そうだ! ねえ、羽卯っち、今からおうちに遊びに行ってもいい? レーナちゃん、お留守番してるんでしょ?」
 美鈴が玲にぶら下がったまま、目をキラキラさせて尋ねた。
「ダメ」
 間髪入れずに羽卯が切って捨てる。
「ああっ、一言でさらっと拒否しなくてもいいじゃないよう。あたしもレーナちゃんと一緒に遊びたいよう」
 美鈴は途端にまるで駄々っ子のようにじたばたし始める、玲にしがみついたままで。
「……美鈴ちゃん、暴れないでっ!」
 玲が困ったような声を上げる。羽卯と和がそろそろ美鈴を引き剥がすべきかと考えていると、不意に玲が何かに気づいて立ち止まった。
「ねえ、美鈴ちゃんはレーナちゃんと遊びたいんだよね?」
「だから、さっきからそう言ってるじゃないの」
「きゃっ! ちょ、ちょっとやめてってば。だったら羽卯ちゃんの家に行かなくても、ほら」
 美鈴に絡みつかれて自由が制限された腕を軽く上げて校門を指差す。三人がその指の示す先にふらりと視線を向ける。
 まず羽卯がギョッと目を見開いた。
 次に美鈴が嬉しそうに表情を輝かせた。
 正門には相も変わらぬ黒のゴシックロリータに身を包んだプラチナブロンドの少女が、その圧倒的な存在感で周囲の注目を一手に引き受けつつも楚々と立っていた。
 嬉々とした動作で玲から離れた美鈴が、正門に駆けていく。玲も嬉しさを隠さずに後を追った。
 留守番してろと言ったのに。
 そう思いながらやれやれと溜息をつこうと大きく息を吸ったところで、羽卯はレーナのドレスの後ろに一回り小さい人影が申し訳なさそうに佇んでいるのに気づいた。
「あれえ、もう一人可愛い女の子がいるっ!」
 美鈴の声のトーンが一段と上がった。レーナの背後に隠れるようにしてそこにいた芽生がびくっと小さく身を竦ませた。

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