己の意志の弱さと戦いながら細々と小説書いてます、たぶん。

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プロフィール

林原悠

Author:林原悠
林原悠の煩悩世界」管理人

ネットの片隅の小説書き
趣味:フルート、アニメ、ゲーム
オータムリーフ管弦楽団所属

PSO2(IDネーム:林原悠)
●Ship4
 スセリ、ユーイ
 ミコト、オトタチバナ
●Ship3
 レーナ

FF14
●Gungnir
 Huey Chandubois
●Garuda
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【連載小説】墜落天使レーナ(第12回)

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「じゅ、十四歳だったと思うわよ、確か。Lena, Tu as quatorze ans, n'est-ce pas ?」
「……Oui, vous avez raison, ma chere soeur」
 レーナはしばらく羽卯の顔をじっと見つめた後、ニヤリと笑ってそう答えた。それから美鈴たちに向かって言った。
「申し訳ないのです。日本語の数字はよく覚えていないのです」
 何が「ma chere soeur(姉さま)」だ? そう突っ込みたい気持ちでいっぱいになったが、どうにか堪える。
「十四歳ってことは中学生かぁ」
 美鈴はそう呟きながらレーナの横に並び、右手を掲げて自分と背を比べている。見たところ、わずかながらレーナのほうが背が高いようだ。
「中学生に負けた……」
 どんよりという擬態語が見えそうな勢いで美鈴がうずくまり、道ばたに「の」の字を延々と書いている。それを和と美鈴の二人が、「レーナちゃんは外国人だから」とか「胸なら負けてないよ」などと慰めているが、レーナだって平均的な日本の女子中学生と比較するとやや小柄なくらいだろう。美鈴が小さすぎるのだ。今更そこまで落ち込むことでもあるまい。
「私は帰るわよ」
 羽卯がそう言って背を向け、すたすたと歩き出すと、
「あ、待ってください、羽卯姉さま」
 さも当然とばかりにレーナが追いかけてきた。
「羽卯っちってば冷たい。あ、レーナちゃん、今度遊びに行くからね!」
 美鈴は軽くスルーされたことに対してぷうっと拗ねて見せたが、すぐに笑顔を浮かべてレーナに声をかけた。
「はい、お待ちしているのです」
 レーナもにこやかに手なんか振りながらそう答えている。誰の家だと思っているんだ。羽卯が小さく溜息をついたことには和たち三人の誰も気がつかなかった。もしかしたらレーナだけは気がついたかもしれないが。
 角を曲がって三人が見えなくなったところで立ち止まって振り返り、どれほど効果があるかわからないが、できるだけ威圧的に映るようにレーナを見下ろす。
「いい? 少しの間泊めてあげるだけだから。勘違いするんじゃないわよ」
「わかっているのです」
 レーナは澄み切ったエメラルドグリーンの瞳で羽卯を見つめ、にっこりと微笑んだ。
「……」
 相手が悪魔だと知りつつも照れてしまった羽卯は、無言で視線を逸らし、再びマンションへの道を辿り始めた。レーナは黙って後をついて来る。
「……ねえ」
 先に立って歩きながら、振り返ることなく羽卯が声をかける。
「何ですか?」
「あなた、本当は何て名前なの?」
「天使や悪魔には元々名前なんてないのです。だから、私の名前はエレーヌ・ヴァランタン、レーナなのですよ。羽卯姉さまがつけてくれた名前なのです」
「……そう」
 何となくむずかゆい気持ちがして、少しだけ足を速めた。

次へ

フランス語をアクサン付きでアップしたらIEで文字化けしたので、外してアップし直しました。なので、林原のスペルミスじゃないですよ。突っ込まないでくださいね。

高校入試、茶髪・眉そりチェックし不合格 神奈川の県立
あちこちでこのニュースを見ましたが、朝日が一番ぶっ飛んでますね。「不正なチェック」って断言しやがった。……で、そもそも何が問題? こんなのヤンキー学校でない限りたいていやってるもんだと思ってましたが何か。学校としては当然の姿勢でしょう?

麻生首相、カップめんは「400円?」
民主党は本当にくだらないことしかしないなあというのが正直な感想。外交防衛委員会でしょ。少しくらいは仕事してください。私だって、例えば会議中にいきなりタバコの値段とか聞かれたら困ります。

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