己の意志の弱さと戦いながら細々と小説書いてます、たぶん。

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プロフィール

林原悠

Author:林原悠
林原悠の煩悩世界」管理人

ネットの片隅の小説書き
趣味:フルート、アニメ、ゲーム
オータムリーフ管弦楽団所属

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【連載小説】墜落天使レーナ(第10回)

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 この場で彼女たちと遭遇してしまったことが吉と出るか凶と出るか。おそらくいい方向には行かないだろうと羽卯は危惧した。というのも……。
「それでそれで、その金髪でゴスロリの女の子は羽卯ちゃんのお知り合い?」
 やっぱりか。後ろに立っている少女の服装に食いついてきた玲の予想通りの反応を見ながら、羽卯は内心で頭を抱えた。
 外見だけなら怜悧な美女で通りそうな玲だが、その実、悪魔少女が着ているようなファッションに目がないのだ。だから、モデルのような体型さえも、そういう服が似合わないという理由からコンプレックスでしかないらしい。
「可愛い子ねえ。攫ってきたの?」
 玲とは逆に背の低さがコンプレックスの美鈴がニヤニヤしながらとんでもないことを言う。美鈴は美鈴で、何か面白そうなものを見つけると首を突っ込まずにいられない困った性格をしている。
「人聞きの悪いこと言わないでちょうだい」
「でもその子、外国人だよね?」
 三人、いや、羽卯を含めた四人の中で一番まともな和が確認するように羽卯に尋ねた。だから知り合いじゃないのか、と問いたげな顔つきだった。街で外国人を見かけることも珍しくなくなっているとは言え、羽卯の生い立ちを知っている和にはそういうイメージが先行するらしい。
 どうやってこの場をごまかすか羽卯が考えていると、それまで不気味なくらいに大人しくしていた悪魔っ子がしずしずと前に進み出てぺこりとお辞儀をした。
「初めまして。ご主人様がいつもお世話になっています」
 その瞬間、空気が凍った。三人が三人とも蛇蝎を見るような目で羽卯をじっとりと見ている。
「羽卯っち、その子にいったい何をしたの?」
「いくら何でもクスリはよくないと思うの。フランスでは許されるかもしれないけど、日本では犯罪だよ」
「羽卯はいつか何かやるんじゃないかと心配してたけど、まさかそこまで……」
 口々に勝手なことを言い始める三人組。
「ちち、違うわよ! この子は……」
 まったくの無関係……ダメだ。絶対に信じてもらえない。さっき知り合ったばかり……実際その通りなのだが、悪魔っ子の発言のせいで誤解を広げそうな気さえする。空から落ちてきた天使……紛れもない真実なのだが、そんなことを言ったら羽卯自身までクスリをやってると思われてしまうこと間違いなしだ。

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拍手レスです

ゲーム脳は偽医学の定番ですが、まだそんな寝言信じてる輩が転がってるのが問題ですよね(10/22 6:17)

その上、何一つ根拠を提示せずに「有害なのは明らかだ」みたいなことを言い出すんですよね。私はこういう連中こそ真の「ゲーム脳」だと思っています。

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