己の意志の弱さと戦いながら細々と小説書いてます、たぶん。

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プロフィール

林原悠

Author:林原悠
林原悠の煩悩世界」管理人

ネットの片隅の小説書き
趣味:フルート、アニメ、ゲーム
オータムリーフ管弦楽団所属

PSO2(IDネーム:林原悠)
●Ship4
 スセリ、ユーイ
 ミコト、オトタチバナ
●Ship3
 レーナ

FF14
●Gungnir
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●Garuda
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【連載小説】墜落天使レーナ(第6回)

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「誰が欲求不満よ!?」
「どうです? お望みならあなたの肉欲を満たすことだっておやすいご用なのです」
 羽卯の抗議など聞いちゃいない上に何だか過激なことを言い始めた。
「に、肉欲って。可愛い顔してそんな言葉使わないの!」
「何を照れているのです? あなたは見るからに欲求不満なのです。私でよければその欲望の捌け口になるのですよ」
 顔立ちはあどけない少女そのものなのに、妙に艶めかしいその表情は、ああ、確かに悪魔かもしれないと思わせるに十分だった。
「お、お断りよ。だいたいあなた女の子でしょ。私も女なの。そういう趣味はないの!」
「ふっふっふっ。悪魔を舐めてはいけないのです。堕ちても元は天使。そもそも天使には性別などないのです。お望みなら……」
 そこまで言って少女はポンッと音を立てて白い煙に包まれた。煙が収まると、輝くプラチナブロンドとエメラルドグリーンの瞳はそのまま、仕立てのいいダークスーツに身を包んだ長身の美青年が現れた。
「こんな姿にだってなれるのです」
 青年の姿に化けた自称悪魔は、瞳に蠱惑的な光を湛えながら羽卯のほうににじり寄ってくる。
「どうです? これならあなたも満足なのです。どんなことでも望みのままなのですよ」
 すっと伸びてきた腕に手首を掴まれ、ぐいっと引き寄せられた。
 これと比べてしまったらどんな映画スターもジャガイモにしか見えなくなりそうな整った顔が唇の触れそうな距離まで近づき、こんなふうに肩を抱き寄せられれば、平凡な女子大生でしかない羽卯の理性など、本来ならば嵐の中の蝋燭みたいなものだっただろう。
 けれど。
「やっ、離して!」
 羽卯はおぞましげに肩を震わせながら青年を突き飛ばした。青年はよろめいて数歩後ずさって体勢を立て直したが、羽卯自身は反動で砂浜に倒れ込んでしまう。海水に濡れた服に砂がまとわりついたが、怯えさえ混じった表情で震える羽卯にはそれを払う余裕などなかった。
 自称悪魔は訝しげな目つきで羽卯の様子を窺ったが、すぐにさっきと同じようにポンッと煙を立てて元の少女の姿に戻った。

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「アダルトゲームで心は破壊され、人間性を失う」…エロゲー規制、衆議院に
またゲーム脳(※)ですか。春先でもないのに頭の緩い人たちです。何の根拠もなくそこまで断言できる図太さには感心さえします。
※ゲーム脳:都合の悪いことは全部アニメやゲームのせいにしたがる思考停止状態のこと。極端な論理性の欠如を伴う。

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