己の意志の弱さと戦いながら細々と小説書いてます、たぶん。

Prev  «  [ 2017/10 ]   1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  » Next
プロフィール

林原悠

Author:林原悠
林原悠の煩悩世界」管理人

ネットの片隅の小説書き
趣味:フルート、アニメ、ゲーム
オータムリーフ管弦楽団所属

PSO2(IDネーム:林原悠)
●Ship4
 スセリ、ユーイ
 ミコト、オトタチバナ
●Ship3
 レーナ

FF14
●Gungnir
 Huey Chandubois
●Garuda
 Hugh Woodfield

うちの子描いて
Twitter
mixi
外国人参政権反対!

連載小説 一覧

カテゴリー
PR

Flowers夏篇

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【連載小説】「鬼さん此方」第8章(その2)

前回分はこちら

「そうだ。航太郎からも言ってあげてよ。そんなよそよそしい言葉遣いはやめてくれって。君の言うことなら聞くかもしれないし」
「へ? な、何を言ってるんですか。だいたい僕は……」
 嫌な予感はしていた航太郎だが、それでも声がうわずってしまった。
「『だいたい僕は』何? 今のままの和水のほうがいい? ほらほら、はっきり言っちゃいなさいよ」
 完全に矛先を変えてしまった志麻が航太郎に詰め寄る。視界の端に、どういうわけかますます恥ずかしそうな表情になった和水が映った。
「あ、でも私も和水ちゃんの話し方とか好きですよ。立ち振る舞いもかっこいいなあって思うし」
「……咲季、あんたもうちょっとタイミング考えなさいよね。せっかく面白くなると思ったのに」
 志麻が溜息をつきながら咲季を睨む。しかし、咲季は悪びれた様子もなく、
「あー、ごめんなさい。でも和水ちゃんは私のものですから、航太郎君には渡しませんよ」
 などと言ってのけた。それに対して志麻は呆れたような苦笑いを浮かべつつも、
「和水ってばモテモテだねえ。これならお姉さんも一安心だ」
 と満足げに頷いていた。
 その表情を見て、航太郎は理解した。どうして志麻が咲季たちを招いたのか。
 航太郎の視線に気づいた志麻がにこやかに微笑んでウィンクを返してきた。
「この様子じゃ航太郎も大変だね。でも今のところ航太郎のほうが三歩くらいリードしてるからくじけないで」
 おまけにこんなことをさらっと言うものだから、航太郎の顔はみるみる真っ赤になってしまった。
「し、志麻さん……!」
 和水も慌てて抗議の声を上げた。
「あはは、和水のこんな顔が見られるのも君たちのおかげだよ」
 心底おかしそうに笑う志麻。「ライバル宣言」した咲季もいたずらが成功した子供のように笑っている。
 からかわれたことに気づいた航太郎と和水は火照った顔を隠すように俯いた。

次へ

こちらのランキングに参加しています。面白いと思ったら投票お願いします。
NNRランキング

「潮風放送局~みなとSTATIONらじお~」第2回
力也さんモテモテ。かっこいい上に可愛いなんてずるいと思います。取りあえず、柚ねぇの反応を見てみたいところです。
Web拍手

※ご指摘を受けたので誤字を修正しました。ありがとうございます。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

C

omment

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます

| 2008/02/19 18:17 [ 編集 ]


T

rackback

この記事のトラックバックURL

http://woodfield.blog21.fc2.com/tb.php/488-58d7ff3b


あぷろーず!

拍手ボタンです
ショートショートありマス
ブログ検索
カレンダー(月別)
09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
リンク
ブログ・日記中心のリンク集
PR


キャラアニ.com

株取引

最近のコメント
最近のトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。